雨漏りは火災保険が使えない!?

2025年3月9日

雨漏りで建物が腐食した、家財が浸水で壊れたから火災保険でどうにかしようと考えている人も少なくないと思います。ですが本当に火災保険が下りるのか?保険の書類準備が大変なんじゃないか?

今回は雨漏りにおける火災保険の適用範囲について解説していきます。

雨漏りには火災保険は使えないことを示すイラスト

三井 敬一

雨漏り調査リーク 調査責任者

これまでに日本全国延べ300件以上の雨漏り調査に携わり、何度修繕を試みても改善しなかった難易度の高いケースを数多く解決してきました。

雨漏りに悩む方が少しでも早く安心できるよう、今後も積極的に知見を活かしサポートしてまいります。

火災保険が適用されるケース

火災保険は、主に以下のような自然災害による雨漏りに適用されます。

風災: 台風、突風、竜巻などによる屋根や外壁の破損
雹災: 雹による屋根や窓の破損
雪災: 大雪による屋根の破損や雨樋の損傷
これらの自然災害が原因で雨漏りが発生した場合、火災保険の補償対象となる可能性があります。

火災保険が適用されないケース

以下の場合は、火災保険が適用されない可能性が高いです。

経年劣化: 屋根材や外壁材の老朽化による雨漏り
施工不良: 新築時の施工ミスによる雨漏り
人的要因: 故意または過失による破損
これらの原因による雨漏りは、建物の維持管理の問題とみなされ、火災保険の対象外となることが一般的です。

火災保険の申請方法

火災保険を申請する際の手順は以下の通りです。

  1. 保険会社への連絡:
    雨漏りの状況を保険会社に連絡し、保険金の請求が可能かどうかを確認します。
  2. 被害状況の確認:
    保険会社の担当者や鑑定人が現地を調査し、被害状況を確認します。
  3. 修理業者の選定と見積もり:
    信頼できる修理業者を選び、見積もりを作成してもらいます。
  4. 保険金請求書類の提出:
    保険会社指定の請求書類、修理見積書、被害状況の写真などを提出します。
  5. 保険金の支払い:
    保険会社の審査が完了後、保険金が支払われます。

注意点

  • 保険会社への早期連絡:
    雨漏りに気づいたら、早めに保険会社に連絡しましょう。時間が経つと、被害状況の確認が難しくなる場合があります。
  • 証拠の保存:
    被害状況の写真を撮影したり、修理業者に見積もりを作成してもらったりして、証拠を保存しておきましょう。
  • 保険約款の確認:
    加入している火災保険の約款をよく読み、補償内容や免責事項を確認しましょう。
  • 悪徳業者に注意:
    火災保険の申請を代行すると言って、高額な手数料を請求する悪徳業者も存在します。信頼できる業者を選びましょう。
  • 経年劣化は対象外:
    基本的に経年劣化による雨漏りは保険対象外となることが多いですが、保険会社や契約内容、雨漏りの起因によって適用となる場合があるので、確認が必要です。

雨漏り調査リークの特徴とこんな人におすすめ

通常広い範囲での報告書となって必要書類をそろえるのが大変。。

という経験をしたことがある人も少なくはないでしょう。

弊社は雨漏り調査専門ですのでピンポイントで起因を探すことができ、調査報告書も「そのまま保険申請書類としても使えて助かる」というお声も多数いただいております

もちろん調査報告書作成費用も見積もりで提出させていただいた金額に入っているので、後から見積もり以上の金額を請求される心配もありません。

まとめ

雨漏りは、原因によって火災保険が適用される場合とされない場合があります。自然災害による雨漏りは補償対象となる可能性が高いですが、経年劣化や施工不良による雨漏りは対象外となることが一般的です。火災保険を申請する際は、保険会社に早めに連絡し、必要な書類を準備しましょう。また、信頼できる業者を選び、適切な修理を行うことが大切です。

雨漏りの原因特定に不安がある方や、何度修理を繰り返しても直らない方は、雨漏り調査会社のリークにご相談ください。

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